府中（ふちゅう）市　旧上下（じょうげ）町

町の花「アヤメ」を描いたふたです。地色が山吹色であるため、見た目に非常に鮮やかで好印象ではないでしょうか。

		その昔、徳川幕府の天領（直轄地）として栄えた上下。江戸〜明治期に建てられた町家や蔵などが目を引きます。尖塔形の上下キリスト教会はこの町を象徴する建造物で、もともとは明治時代に門倉家の蔵として築造されたものが、戦後に教会となりました。 Higurasiが訪れたこの日は、ゴールデンウィーク期間中とあって屋台がたくさん出るイベントの準備が行われていました。そんなわけで静かで落ち着いた町並み散策とはいかなかったのですが、町の人たちの文化財に対する思い入れは十分感じ取ることができました。

撮影日：2007年４月29日