高槻（たかつき）市

市民の花「うのはな」、市民の木「けやき」、そして川の流れが描かれています。

こちらは色違いバージョン。ＪＲ攝津富田駅の前で見つけましたが、ここ意外では見かけたことはありません。

		市民の花である卯の花は、ここ「玉川の里」の卯の花に由来しています。玉川の里は平安時代より全国六玉川のひとつに数えられ、摂津の玉川として卯の花とともに多くの歌に詠まれてきました。

		「玉川」の里」に咲いている卯の花。ふたに描いてあるように、白い小さな花が無数に咲いています。

		松尾芭蕉もこの地を訪れて一句残しています。 　　　　卯の花や　暗き柳の　およびごし 卯の花をバックに芭蕉の句碑が立っていました。

		古歌によると、昔の玉川は岸辺に波が打ちつけるほど水量が豊かで、卯の花の香りがたちこめるほどあたり一面咲いていたのではと思わせるほど。今の玉川は車が行き交い住宅が立ち並ぶ、ごくありきたりの光景に様変わりしています。

玉川沿いの遊歩道に咲き乱れる玉川の里。見ごろは５月中旬〜下旬。

		仕切弁のふた。高槻市水道部のキャラ「すいぞうくん」が描かれています。

		こちらは公共ますと思われる小さなふた。ほとばしる水をイメージしているのでしょうか。

参考：玉川の里の碑文

卯の花の撮影日：2007年５月27日〜６月２日